私がおすすめする韓国ドラマは、「オフィスの女王」です。韓国では2013年春に「職場の神」というタイトルで放送されました。日本の「派遣の品格」の韓国版ですが、韓国の実情を踏まえた面白いドラマに仕上がっています。
中心テーマとなっているのは正規社員と非正規社員の格差です。主役は”韓国初の自発的非正規社員”「ミス・キム」。本名を明かさず、履歴書に書ききれないほどの資格を駆使して、期間限定の非正規社員として各社できっちり仕事をし、無駄な人付き合いは一切せず、期間が終了すると風のように消えていきます。優秀なミス・キムがどうしてわざわざこのような働き方をするようになったのか、ドラマが進んでいくうちに明かされていきます。そして、非正規がどれだけ不利な立場なのか、逆に正規でもその立場は常に安泰ではないことが各エピソードで明かされます。
ミス・キム役はキム・ヘス。無表情でロボットの様に働く表の顔と、そこに隠された感情をうまく表現していて、まさに当たり役です。ミス・キムと対立する正規社員はオ・ジホが演じていますが、こちらもなぜ周りを追い落とし、こびへつらってまで正規社員にこだわるのか、見ているうちにわかってきます。
基本的にロマンティックコメディーですが、心動かされるシーンも随所にあり、どなたにもおすすめできるドラマです。
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